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むりく花ぬ 咲かりょうり

唄遊び

世間は3連休。私は中一日出勤の変則休日だ。その初日、京都に住む友人と稽古をする。
S店の2階、今日は先客がいた。Tさん達がライブの練習中。4時から使用するので空けてもらった。
Bさんにも「良ければ来る?」と伝えてあったので、4時きっかりに合流。
とりあえず二人で鷲ぬ鳥から歌いだす。
実に気持ちがいい。

階段からひょっこりとSさんが顔を出す。師匠の京都ライブ以来だ。
「ひさしぶり~!」
「ご無沙汰です~」
「おじゃましま~す」
挨拶が飛ぶ中、今日は稽古よりゆんたくが多くなりそうな気配が。
もう一度、鷲ぬ鳥、そして古見ぬ浦と声出し。

ずっとBさんが越城節を稽古しているので早速二人にお願いして歌ってもらった。
いい歌、いい声。なんかすごく幸せだ。Bさんも、この難曲をうたえるようにすごく努力したんだね。
私はまだまだこの曲をと言う気持ちになれないけれど。

私にとってSさんは年下だけど、唄三線では先輩。
その張りがあり艶っぽく豊かな声が、どんなに羨ましいことか。
私も声は豊かと言ってもらえるけれど彼女には及ばない。
低音から高音部に切り替わるときにその弱点がはっきり解る。
彼女半年歌っていないと言っていたけれど、なんのなんの。ずっと歌っている私よりよほど声量があり、艶やかだ。
ひぇ~、やっぱりかなわないなぁ。

思ったとおりにゆんたくが多くて あっちへいったりこっちへきたり。。。

二揚の課題曲に取り掛かる。
今年彼女は最高賞、私たちは優秀賞。まずは小浜節。
Bさん、私、Sさんと回してゆく。Bさんはこのところ次第下げが気になるらしく今日も首をかしげていた。
私はといえば、細かい部分よりも全体が気になる。
音量が一定になっているか、鼻にかかっていないか、喉に力が入りすぎていないか。。など
チェック項目がありすぎて困る。
こんな調子で本当に7月に間に合うのか、もし一人で稽古していたら今日も落ち込んでいただろうね。3人でよかった。
問題はあるけれど、明るく受け止められる。

私は小浜節より安里屋のほうがあっているとのこと。これで二人目。私としては安里屋は苦手なんだけれど、
自分で歌うのと聞くのと評価が違うのかもしれない。

Bさんもいつも気にしている声が出来ていないと言う部分をアドバイスされていた。
「私も最初はそうだったから、大丈夫さぁ」

そう、あなたの大丈夫さぁは勇気がわいてきます。その気になるから不思議。

コレカラモ ユタシク ウニゲーサビラ
by murikupana | 2005-03-19 23:30 | お稽古
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ふとしたきっかけで八重山の唄に出会い 遥かに続く歌三線の道に精進するというか悪戦苦闘する大阪のおばちゃんの記録

by murikupana
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