むりく花ぬ 咲かりょうり

引き算の美しさ

ちょっと感じることがあって。

着物が好きでよく着ます。
さりげなく着れたら良いなと思いますが、なかなかうまくいきません。
それでも枚数を重ねるうちに自分に似合う素材や、色や、形が分かってきました。
若いころに比べたらグッと地味になりました。

最近、とあるお呼ばれに着物でお出かけした時のこと。
パーティ会場は煌びやかで、色が溢れていました。
ワクワクしました。若い方も多くて、「皆、綺麗ねぇ、可愛いねぇ」って。

でもそのうちに目が疲れてきました。
一人でも十分美しいのに、それが百人近く居るとクラクラします。
お互いの着物が干渉し合って、それぞれの良さが薄らいできます。
パーティということでかなり華やかに着たつもりですが、私は十分地味でした。

その中で一番光っていた人が私があこがれている人です。
装いの色は黒羽織、薄いピンクベージュの縞の着物、
多分元は丸帯だった?と思わせるオレンジ色の伊勢海老柄の帯。
色合い、素材は決して派手ではありませんが
引き算して洗練された美しさを感じました。
さりげなくアンティークの持つ上質さを身にまとって、すっと立ってはりました。

「やはり何年たってもお手本やわ」
足し算より引き算のほうが美しいなぁと。真似させてもらおう思いました。

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by murikupana | 2014-01-16 01:56 | 日々のあれこれ
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ふとしたきっかけで八重山の唄に出会い 遥かに続く歌三線の道に精進するというか悪戦苦闘する大阪のおばちゃんの記録
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