むりく花ぬ 咲かりょうり

稽古と文楽と勘十里

最近、耳鼻科へ通ってます。
鼻炎持ちと分かっていたけど、一度鼻を通してもらって(この表現が正しいのか…)
鼻の奥の天井が高いものだと知りました。
すっきりしたら、声がよく響きます。
高い音程が響くと、下手ですがなんか気持ちよくて「お!」と思います。
今日も受診して治療してもらって帰宅。
そのままとぅばらーまを稽古しました。換声点も随分気にならなく、すっきりと歌えました。
残念なことに時間がたてば天井が落ちてくるので長続きしないのですが、
それでも良い状態を知れば近づこうと努力するので
何とかこの自分の良い状態の声の出し方を体で覚えたいです。
しばらく治療も続けてみます。

午後は文楽の夜の部へ行きました。
雨の予想だったので洋服で。

良かった!無理してでもいって良かったです。

いろんな発見がありました。席がかぶりつき右端。
ということは大夫さんの声が頭の上から降ってくるのです。
語っているときの表情も、口の開け方も、首の動きも良く見えます。
住太夫さんの堀川猿回しの段、泣きました。しみじみと上手いなぁって思いました。
小住大夫さんが脇で控えているのですが、じっと住大夫さんの語る姿を見つめていました。師匠の全てを学ぼうとされているのでしょうね。

そして勘十郎さんの使う阿古屋の美しいこと。
3種類の楽器を奏でるときの阿古屋の手の動き、のけぞって見帰る時の首、肩の動き
人形に魂が宿ってます。凄かった。

三味線は寛治さんつれに清志郎さん、三曲はお孫さんの寛太郎さん。
これも凄かったです。特に三曲をやる寛太郎さん、お勉強されていますね。
あの若さでうまいなぁと思いました。
とても良いものを見せてもらいました。
好きで見ますがこの世界に詳しいわけじゃありません。
でも、良いものは良い、凄いものは凄い。
そう感じられる自分の感性が嬉しいです。

終了後すぐに帰る気がしなくて、ちょっと気持ち静めにバーへ行きました。
友人がよく行かれるお店です。
初めてでしたが、私にとっては母の元お店のご近所さんなので、
あの辺りがどうなっているのかも知りたくて寄り道しました。
いやぁ、30年ぶり位になりますが、当時から残っているお店は3軒ほどでした。
まったく町の様子が違っていました。
母のお店があったところは巨大なタイムス(駐車場)になっていました。
青春時代の思い出が詰まっているでの残念、寂しかったなぁ。
お店も素敵で、静かで時間が止まったようでした。
ハイボールとタリスキのロックをいただいて大満足。
濃い濃い一日でしたが、たまにはこんなのんびりとした休日もあっていいかなと思います。


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by murikupana | 2014-01-20 23:49 | 日々のあれこれ
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ふとしたきっかけで八重山の唄に出会い 遥かに続く歌三線の道に精進するというか悪戦苦闘する大阪のおばちゃんの記録
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