むりく花ぬ 咲かりょうり

琉球民謡音楽協会 第4回民謡コンクール

優秀賞に合格。
2005年7月3日 日曜日 西原町中央公民館

「50番 小浜節」
司会の声に舞台に呼び出され歌い終わるまで、長くそして短い凝縮した時間。

左手に山里勇吉先生が座っているのも、
そして中央に師匠が腕を組み目を閉じて頭をたれて座っているのも見えた。

「大丈夫、絶対出る」 自分に言い聞かせるようにちんだみをして、ずっと向こうの照明室のライトを見つめて一心に歌った。
歌い終わって舞台袖に戻るとKタンが飛んできてくれた。
「声出てました。会場後ろまで十分届いていました。良かったですよ。」 
腕をぎゅっとつかんで報告してくれた。
・・・・・・・痛いってばさ、君は力が強いんだから・・・・・・ ボーっとどっか遠くのほうで思っていた。
次の瞬間泣き出していた。嬉しくて、嬉しくて。

「ねえさんのいつもの歌いっぷりでした。大丈夫っす」

そう、声が出るかどうかぎりぎりの状態での那覇入り。
普通は追い込みで細かい部分の修正や最後の歌いこみをするこの2週間、私は全く声を出せなかった。
体調管理に失敗して風邪をこじらせ喉が腫れ、微熱が続いていた。咳も出る。
明日は熱が下がる、明日は・・・・・きっと下がる。
でも下がらない。
「行けなかったらどうしよう」 泣きそうな気持ちで布団に入る。
そんな毎日だったから、ここまで来れて、しかも声がちゃんと出て、歌いきれた。
ひたすらそのことが嬉しかった。


合格発表の時、私より先に番号を見つけてくれたのもKタン。

「あります!合格です!」
私は目がしょぼついてまだ見つけられなかった。

ふぁぁーっと周りが白い中にくっきりと50の数字が読めた。


多くの人にお世話を掛け、後輩の想いをいただき、チャレンジしたコンクール。
2年間の稽古の結果を出すことが出来て、今はホッとしている。
たかがコンクール、されどコンクール。
歌うことの難しさが解るようになりびびったこの一年。
やっと階段を一段上った。逃げなくて本当に良かったと思っている。
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by murikupana | 2005-07-04 23:21 | お稽古
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ふとしたきっかけで八重山の唄に出会い 遥かに続く歌三線の道に精進するというか悪戦苦闘する大阪のおばちゃんの記録
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