むりく花ぬ 咲かりょうり

独唱会

しばらくぶりの書き込みです。
母の発作からピタッと書けなくなっていたのですが、
8か月ぶりの更新になりました。

昨日は大阪支部の「独唱会」でした。
普段ボランティア演奏もなく、稽古中心の活動なので、
メンバーほとんど人前で歌う経験がとても少ないです。
独唱を重ねることで人前で歌う緊張感が少なくなったら…という
支部長の思いで開催されました。

さて、私はどういうテーマでこれに臨もうかと考えて、「暗譜して歌う」に決めました。

三線を始めてもう10年以上ですが、いまだに暗譜して歌える曲が少ないです。
人より暗譜が遅いのもあるし、何より1曲入れば1曲逃げてしまう。
難儀なこっちゃ~!です。
それでこれならと、三線を始めたころから好きな曲、2曲に決め当日を迎えました。
16名あまりのメンバーが思い思いの曲を歌います。

私はでんさー節とあがろうざ節。
でんさー節は先生の歌詞で歌い、
あがろうざ節はもうじきお母さんになる人のために歌いました。

ほんとうに久しぶりに「歌って楽しい」と思えました。
この感覚、長いこと忘れていました。
三線を始めた頃は歌っていて楽しく、1曲マスターするたびに喜んでいましたが、
いつの間にか修行のようにストイックになっていたんです。
節の音程や、タイミングが合っているのか、声は上がっているのかに一喜一憂しました。
今は、介護のために時間が取れないので稽古量は減るばかり、
当然声は出なくなり、苦手な早調子も余計に手がもつれるます。
もう声は上がらないのでは?という不安と、いや稽古ができれば大丈夫!
迷路を歩くように気持ちが行ったり来たりしていました。
母の事も少し恨んだりしてね。いや、かなり・・・かな。
だからこの「歌っていて楽しい」と感じられたことは貴重な体験でした。
三線を始めたころの素直な気持ちに近づいていました。
吹っ切れたのでしょうか…。それともでんさー節の歌詞に刺激されたからでしょうか…。

録音した音源を聞くと「あちゃ~~!」です。
声が割れている(枯れている) 細かいビブラートがかかっている 
必要な高さに声が上がっていない、一息で歌えたところにブレスが入っている、などなど。
先生に聞かれれば「何しているんだ」とお??りを受ける出来ですが、
それでも気持ちは穏やかです。
良くない部分は直せばいい。でも楽しくないことは何をしても駄目だから。


さ、明日からまた、さ・い・し・ょ・の・だ・い・い・っ・ぽ


  世間けぇら 友くーなーぬ 情けば給られ 東京んが
  歌ばいざり 比ぬ嬉しゃ 夢んやーどぅ 思り でんさー (大工哲弘より)


15年の間、傍にいて支えてくれたすべての三線仲間に感謝して。
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by murikupana | 2016-11-08 00:49 | お稽古
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ふとしたきっかけで八重山の唄に出会い 遥かに続く歌三線の道に精進するというか悪戦苦闘する大阪のおばちゃんの記録
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