むりく花ぬ 咲かりょうり

こっちの勝手な想い

もう少し民謡を聴きたかった。
場違いな場所に来てしまった。
この二つが昨日の感想。

島での民宿で30分ほど私の三線で歌ってくれた。
私の三線を見て、
「ウマの位置がもう少し下だよ。稽古はね、毎日 正 の字を書いてするんだよ。
 毎日すればきっと上手くなるからね。頑張って」

そのときの印象がかなり強烈だったので、自分の中で勝手にイメージを膨らませていた。

だから昨日はがっかりというより、これって噂に聞く「星空コンサート」のノリなんだ。
ここに来ている人は、民謡のファンではなく、彼のファンなんだ・・・と気づく。
だから年齢も若く、ノリもタテノリ、
めちゃくちゃ早い早調子に手拍子を合わせこれでもかとたたみ掛ける。

ふぅ~~、おばさんは疲れちゃうよ。


別の唄者の島にあるお店では民謡がなかなか聴けない。
観光客相手だから、流行の歌がメイン。
その分大阪に来たときはたっぷり民謡が聴ける。友人も笛で応援する。
穏やかな口調で唄の説明をし、拍手や手拍子を強制しない。
強制されなくても、思わず口から囃子がついて出る。

決して比べるつもりでないけれど、こちらが勝手に思い込んでいたから、
少し心の中に苦いものを抱いて帰ることになった。

昨日のお客さんもこれから民謡を聴きたいと思うかもしれない。いや、思って欲しい。
私だって10年前はこんな客席の一員だったのだから。
追っかけしているうちに自分も成長し、気づく。
だから唄者も観客を成長させるように持っていってほしい・・・と願う。
ほんと、勝手な願いだから、
そうやん、関係ないからほっといて!と言われればそれまで。

二つだけ。
お弟子という人が前座で「赤馬節」を披露した。
あなたはこの客席に「赤馬」がわかる人はいないと思っていたでしょう。
節と手を何回も間違えて、それを笑いに誤魔化して
「師匠~登場~!!」と呼び出していた。
わたしゃ恥ずかしかったよ。
「師匠」って「一道の達人」と理解している。
彼をそう呼ぶんだからもっと「一道」を追求してほしいなぁ。
歌うなって言うんじゃなく、謙虚に、ね。


会場で彼のCDを購入。
今聴きながら、これを書いている。
このレベルの唄を昨日聴きたかったね。
ライナーの協力のところに知人の名前発見。
そういや、応援しているって言ってたなぁ・・・元気かな。
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by murikupana | 2005-12-04 10:49 | 日々のあれこれ
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ふとしたきっかけで八重山の唄に出会い 遥かに続く歌三線の道に精進するというか悪戦苦闘する大阪のおばちゃんの記録
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