昨日の三線の日、S店の2Fで稽古。
とても静かだった。
店主はお出かけ、いつも顔を合わすメンバーは
某ライブハウスで行われた「三線の日」イベントに出演中ということで、
一人です。
たまにはこんなに静かなのも良いね。
鷲ぬ鳥から始めて、小浜節まで、1時間ちょっと声を出した。
会社帰りは、これくらいの時間確保するのがやっと。
これもお店に三線キープさせてもらっているから。
練習の空間が確保できているのが本当にありがたい。
2年前もそうだった。
残り半年を切ってからずっとこの2Fで稽古していたっけ。
新人賞のときは、この時期、かなりの手ごたえを感じていたが、
優秀賞はそうはいかない。
課題曲が二揚なので、まだおたおたしている。
声が低い私は、裏声を使わないで七、八、九を出すのが大変。
調子のいいときはすんなり出るが今の時期のように、
風邪か花粉症かわからない時期は締め上げられた鳥のようだ。
八重山民謡は二揚の曲を避けて通れない。いい曲が多いものね。
唄をやってゆくにはこの課題がずっと付いて回るので、そのことに関して悩むのはやめ。
頭で考えるより、歌う回数をこなそう。
そのうちきっと、光が見えてくる、と思う。なんてね。
いつもの2階の空間がシンとしていた。清清しい三線の日だった。