むりく花ぬ 咲かりょうり

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衣装

芸能祭で着る衣装が届いた。
すったもんだした琉装だけど生地も見ないで発注したのに良い感じに仕上がっている。

ずっとバサーで出演と思っていたけれど、メダルと賞状を受け取るときは琉装とのこと。
情報が二転三転して、琉装も必要となった。
一度くらいウシンチーで着物を着てみたいと思っていた「着物好き」の私は渡りに船。
どの生地が良い?と一緒に参加する女友達といろいろ検討して呂で渋めの赤地を選んだ。
サイズも測って発注して深夜、
掲示板で「八重山らしい色の琉装を・・・」という師匠のコメントを見つけ、ギョ!!!
同時に写真もついていた。全くの生成りに黒の千鳥と斜め格子の模様
「あっちゃー、どうしよう。私、赤だよ、赤・・・」
次の日、会社から電話して仕切り直し。似たような生成り地の在庫がなく最終的に藍地に決定。

このどたばたがきっかけで、昔からある着物の資料をひっくり返してみた。
(私は手織りを生業にしていた時期があるので、何故かその手の資料がわんさかある。
結局は処分できないでいるだけなんだが。)
「八重山らしい色・柄って基本は芭蕉の色、そして柄は細かいにつきる」と思った。

人頭税を収めていた頃八重山人は綺麗な色や大きな柄は首里へ献上していた筈。
当然、庶民は簡単に作れる縞か格子、
もしくは手の不器用な人でも織れる小さな柄模様だったのでは・・・?
現在、巷に溢れる沖縄の布は、八重山も含む沖縄・・・ということ。
久米島もあれば読谷山花織、紅型、など色鮮やかな物が一杯ある。
ついそういった鮮やかな色調に惹かれてしまうが、
せっかく八重山民謡を学んでいるのだから選択するのも八重山らしく・・・
という師匠の言葉になったのだろう。

師匠は大切な舞台では
(リサイタルや大きい師匠の記念公演、また陛下の前での独唱などのとき)
上質な黒地か生成り地の着流し、もしくは袴、
琴を弾く奥様はいつも生成り色の絣か無地を大和仕立てにした着物だった。
「八重山らしい色・柄で、礼を尽くして」ということだろうか。
見ているはずなのに、意識してなかったから見えていなかったんだろう。
さっさと気がついていれば、こんなにドタバタしなかったのにね。
なんにしても藍色地だからそう目立たず、許容範囲と思って参加しよう。
良い勉強をした。
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by murikupana | 2005-08-30 23:52 | お稽古

始動

昨日ぷちやいまの稽古。あと残り1回を残すのみ。
考えれば、三線クラブにお世話になってから、
友人に恵まれ、練習場所に恵まれ、そして発表の場所に恵まれてきた。
クラブが大きくなってしまって今までずっとわいわい歌ってきたメンバーとも
思想の違いや、やりたいことが違ったり、指導する立場になったため時間がなくなったり・・・と
さまざまな理由ですれ違うようになってしまった。
たぶん今が、転換期なんだ。

私はこれから、何がやりたいのか。
コンクールから以後ずっと考えてきて思いが強くなったことがある。
それに向かって少しづつ歩いてゆこう。
こればかりは一人では出来ない。

まずは師匠の音源の整理。
随分とお手本がある。
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by murikupana | 2005-08-20 21:25 | お稽古

芸能祭準備

長~い夏休みは今日で終了。
明日から仕事。また思い通りにならない日々が始まる。
休みがあるからまた頑張れる。頑張ったから休みが嬉しい。
その繰り返しとわかっているけれど、なんかねぇ。

この休みの間、9月に行く芸能祭の課題曲と「昼の子守唄」ばかり練習していた。
せっかく参加するんだもの。完成させておかないとね。
それでなくても当日歌い方など、細かい変更があるかもしれない。
新人賞受賞のときは芸能祭は行かなかった。
もちろんスケジュールが組めなかったのが原因だけど、
何でいくのかなぁと芸能祭そのものが、まだ良くわかっていなかった。
合格した私たちのために先輩たちが晴れの舞台を作ってくださるんだと、
札幌の先輩から教えられた。
目から鱗だった。
大阪で歌三線をしているといろんなところから声を掛けていただく。
介護施設から市のホールまで、たっぷりと場数を踏むことが出来る。
でもこれは大阪だから。珍しいし、ブームだから。
沖縄には歌三線が上手な人は一杯いる。そうそうステージには立てない。
芸能祭って一生懸命練習して結果を出せた、普通の人々に対してあるものなんだ。
しかも師匠の独唱会と同じ会場。すごい。

京都で、
「独唱が取れるようになったら来れば良い」
師匠は参加できない弟子の一人に、
そういう励ましとも慰めとも取れる言葉を掛けていた。
その信頼関係は正直羨ましい。
けれど、芸能祭で賞状を戴ける機会はたった5回。
教師免許と大賞を除いて、残り3回。
うち新人賞は行ってないのであと2回しかない。
今回合唱曲しか歌えないけれど、行くもんね。

今日、カンプーとウシンチーの着物を発注。
多分ずっとバサーしか着ないだろうなと思っていたのに、ウシンチーも着る事になってしまった。
色は、赤。大人の赤だ(独り言・・・)


そうそう、Bさんの「歌三線の記事」が更新された。やっと。
もう大丈夫だね。また一緒に歌える。
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by murikupana | 2005-08-17 21:26 | 日々のあれこれ

気になること

連続休暇も残り2日。

普段遅くなることが多いので家に居る時はなるべく母のご機嫌をとることにしている。
一応女性の末席にいることだし、家事全般特に料理を引き受けると喜んでくれる。
それなりに凝ったメニューも出来るが、一人暮らしが長かったので「短時間で何品か作る」のが得意。
冷蔵庫の中身と相談して近所の大型スーパーに買出しに行く。
レジで並んでいて前・後ろのレジさんから同じ言葉が聞こえたのでびっくり!
「お箸、何本ご入り用ですか?」

・・・・箸、割り箸?家で食べるんとちゃうのん?・・・・
・・・・家にお箸ないの?いや、まさか。洗うの面倒くさいから使い捨て・・・?

かごの中身を素早くチェックすると、お惣菜らしき物と巻き寿司が。
どこにでもいる普通の主婦に見受けられた。
学生さんでも、職場での昼食用に買出しに来ているパートさんにも見えない。
時間が無いからお惣菜を購入するのは気持ちわかる。
自分で作るより美味しいものだってたくさんあるし。
でも外で食べるのじゃないよね、じゃぁ、お箸くらい家にあるでしょう?

何時から、スーパーで「お箸ご入用ですか?」と聞くようになったのか。
スーパーは余計なサービスは止めるべきだ。
「お箸ご入り用ですか?」と聞くのを止めるだけで、月間何千本もの節約になると思う。
間伐材から作っているとわかっていても木を使い捨てにするのは忍びない。
ビニール袋だって有料にするのは大賛成。

食事は文化だ。しかも箸で食事をする民族は限られている。
手になじんだお箸の使い心地の良さで、料理だってぐんと美味しく感じられるのに。
なんだかねぇ、自分で食を楽しむ権利を放棄しているように思えて。
「あっ、さむ!」と思った。
こんな風に感じてしまう私って変人なんだろう。
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by murikupana | 2005-08-15 17:24 | 日々のあれこれ

ぷちやいま

昨日はぷちやいまの稽古日。ぷちやいまとしてあと二回しかない。
私が三線クラブにお世話になってから3年余り経った。
その間、八重山組、ぷちやいまとクラブ内グループの仲間には格別にお世話になった。

歌えなかった歌が歌えるようになったり、知りたかった歌詞の意味を教えてもらったり、
稽古の後の飲み会がまた楽しく、良い時間を過ごさせていただいた。
それももう後二回を残すのみ。
今のぷちやいまはメンバーそのものがリーダーで時間が無く参加できなかったり、
また故郷に帰った人もいて最近は3人くらいしか集まらない。

9月からは初級、中級、上級と編成替えがある。
クラブもより良い方向を目指して動いている。
私も次のステップに向かって歩いていこう。

今までありがとう。これからもよろしく。
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by murikupana | 2005-08-13 20:39 | お稽古

芸能祭の課題曲

人間ドッグから帰ってきて、さっそく三線のお稽古。
芸能祭の課題曲が決まった。
八重山組は「ゆんたしょーら」「猫ゆんた」「安里屋ゆんた」の合唱と、
合格者全員で「つぃんだら節」を歌う。
どの曲も私には馴染みのあるものばかりで、改めて覚えるのは「猫ゆんた」の三線の手くらい。
歌ったことのない難しい曲に決まったら間に合わない、どうしよう・・・と、ドキドキしていたけれど、これなら嬉しい。

最近「ゆんた」がお気に入りでいろいろ聴いている。
手拍子だと八重山の風がヤファヤファ~と吹いている野原で歌っているような雰囲気があって好き。
三線で合わせるとちょっと綺麗すぎるような気がする。

お手本にしているのは師匠の音源だけど、他の方とちょっと違うところがある。
師匠は歌詞と、三線のリズム(跳ねるような感じがある)が独特。
これこそ八重山のリズム感と思い、
真似ようとするんだけれど私がドンくさいのかなかなか上手くいかない。
しかも、舞台で全員で合わせるとなると、どうなるん・・・?
まっ、いいか。
どちらも出来るようになっておけばいいのよね。
言うは易し・・・練習練習。
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by murikupana | 2005-08-11 17:54 | お稽古

人間ドッグ

夏休み二日目。快晴。
なんか絵日記みたいになってきた。
今日は一年に一回の人間ドッグ検診の日。
始めたきっかけは、会社の検診日に受診できず、放ったらかしにしておいたら、
人事部から「ヤイノヤイノ」と言ってきたのが最初。
法律で、社員の検診データをまとめる(提出する?どこへ?)ことが会社として義務付けられているらしい。
人事部長名で「早く結果を出しなさい」と強制されて、嫌々半日ドッグへ行った。
思ったより快適で、嫌なのはバリウムを飲むときくらい。
採血なんかじっと見ているのが好き。(なんせ献血趣味ですから。)
もう8回目くらいになる。

毎年はそんなに思い入れも無く
「自分の誕生日」あたりを目安にしていて、結局受けるのは秋終わり頃になっていた。
今年は違う。

この何年か、大切な友人が次々と病に倒れた。
昨日は15年来の友人が手術した。とっても元気な人なのに、S字結腸癌。
今は総て告知するらしい。
家族も癌に倒れているので彼女はどんな思いでそれを受け止めたのかと思うと胸が詰まる。
もし私なら・・・そんなに強く居られるか。
元気でいなきゃ、・・・と今年は真面目に早めの受診となった。
行ってきます。
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by murikupana | 2005-08-11 09:01 | 日々のあれこれ

夏休み またみゃうみゃう

明日から1週間、な・つ・や・す・み!
なんか今とっても嬉しい。
時間が一杯ある。やりたいことも一杯ある。

芸能祭の課題曲(あくまでも予想で、ヤマカン!)も稽古できる。

何よりあのビジネススーツ着なくていい。
Tシャツとタイのパンツで一日過ごせる。

汗かいたらシャワーを浴びて日中ちょっとビール飲んでお昼寝して・・・。

一日だけ会社へ行くけど、それは許そう。
すまじきものは宮仕えの身だから仕方が無い。

でもその後ずっと自分の時間。なんて幸せ!
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by murikupana | 2005-08-09 22:04 | 日々のあれこれ

美味しそう

c0023461_17124466.jpgランニングの仲間からゴーヤをいただいた。
瑞々しくて美味しそう。立派な大きさ。
プランターで育てたとのこと。
私の周りでゴーヤを育てている人、
パッと思い浮かぶだけで3、4名はいる。
なかなか大変みたいで、受粉からなぜか人の手がかかるらしい。
あるひとは三線の撥くらいの大きさで熟してしまって
それ以上大きくならなかったという。



そんな苦労話を聞いているので、

「いやぁ、こんなに立派に育てるまで大変だったでしょう?」
「いや、ほったらかしよ。さすがに水は欠かさずやったけれど」
「・・・ん?そうなん」

私は植物を育てる趣味は無いのでまったくわからないけれど、
人間と同じであまり手をかけない方が丈夫で大きく育つのかもしれない。

今夜ゴーヤスライスでいただく予定。
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by murikupana | 2005-08-07 17:16 | 日々のあれこれ

一人唄会

京都での師匠の一人唄会。
八重山唄のみで2時間たっぷり。
いろんなジャンルのミュージシャンとの競演も驚きがあって楽しいけれど、
ただ一人、三線一本で八重山の歌を歌う、それはもっともっと楽しい。
始まる前「声が出ない絶不調」とのこと。

確かに高い声の伸びやかさがいつもと違う。
ライブツアーってライブ後の出演者との楽しい時間が朝までになってしまうから、喉にも疲れがたまる。
顔もむくんで見えたし、少し自重していただかなくては・・・・ね

石ぬ屏風節、ししゃーまと始まり、ゆんたくを交えてたっぷり2時間。
八重山の唄ばかりというので久しぶりに箸袋に曲名を。
八重山の歌をライブで聴き始めた頃、プログラムや、箸袋に曲名を書き留めていた。
知っている曲も数少なく、少しアレンジされると途端に解からなくなる。
曲名と曲名の間に楕円形の空白がいくつも出来ていた。
・・・・・今の曲なんていうんだろう・・・・・
私が嵌っていくのと空白が一つずつなくなっていくのが比例していた。

石ぬ屏風節
ししゃーま
無藏念仏節
太田節
与那国ぬ猫小
でぃらぶでぃ
昼の子守唄
月ぬ美しゃ
いやり
親マリ節(まんがにすざ)
さにしゃ
新川大漁節
こいなゆんた(宮良長包)
猫ゆんた
しびらおーざ~海のチンボーラ
黒島口説
与那国ションカネー
六調
とぅばらーま
安里屋ゆんた

今回のライブで嬉しかったのはゆんたが聴けたこと、
あまりライブで歌われない太田節、与那国のディラブディなど先生らしい明るい曲調の歌が聴けたこと

残念だったのは声に伸びやかな艶が無かったこと。
いつもならまったりと心を預けられるのにドキドキしながら聴いてしまう。
よほど疲れてはったんや。
「声が悪かった分は顔でカバーして・・・声を振り絞って歌う・・・」というコメントがあった。
プロの唄者としてご自分でも十分気付いておられた。
どうかもっと喉を大切に。
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by murikupana | 2005-08-05 23:16 | お稽古



ふとしたきっかけで八重山の唄に出会い 遥かに続く歌三線の道に精進するというか悪戦苦闘する大阪のおばちゃんの記録
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