むりく花ぬ 咲かりょうり

<   2010年 11月 ( 1 )   > この月の画像一覧

責任の重さと嬉しさと

二か月ぶりの更新です。

去る11月20日、琉球民謡音楽協会の教師試験に合格しました。

今まであまり上がった記憶がなく、
口癖の「これだけお稽古したんだから大丈夫」でやってきました。
だから、今回も…


いえ、半端やなく上がりました。


那覇へ行く一週間位前から、その情景を思い浮かべると、心臓がバクバク!
「おかしいな!私ってこんなに弱気だった?」と思い直してもバク・バク・バク!
これは上がってる?緊張?


もうバクバクを収めるのは諦めて、
これ以上喉の状態を悪くしないように努力したんですが、喉の状態は最高にならない。
いつもイザッ!って時はこうでした。
絶不調ではないけど絶好調でもない。どちらかといえば不調…かな、でした。

前日の先生の稽古は、今更ながら注意されるところもあり、
「覚悟しよう」の状態で終えました。
こういう時って誰の歌を聞いてもうまく聞こえるんですね。
「あぁ、私、最低~」でした。

翌日は快晴。
受験の衣装は男性は紋付き・袴、女性は黒留袖か、協会の定められた紋付き袴です。
着物キャリアであっても黒留袖は初めて着用します。
母のものを借りましたが昔のものなのでこれが、重い。
帯も二重太鼓なので時間もかかります。
結局直前にアルテで着物まで着替えて、帯は現地で締めました。

八重瀬町にある南部総合福祉センターにはうた会の〇澤さんが送ってくださいました。
いつもお世話になっている、心強い方です。
大阪から一緒に受験する〇西さん、うた会の〇太さん、
応援の〇耶ちゃん、〇田さんと一緒に落ち着かない時間を過ごします。
私の課題曲は赤馬節、崎山節、
それに斉唱でかぎやで風節と協会賛歌の盛え栄えを歌います。


順番は現地で抽選です。私は3番でした。
一番を引いたのが女性で悲鳴が上がっていました。
私なら、厭だろうなぁ、でも三番なら調弦はじっくりできるとぼんやり考えていました。
会場の外はきれいな夕焼け。


そして、本番はあっという間に終わりました。


今、じっくり思い出すとなんと肩に力の入った歌だったんでしょう。
声が上がらないので、力で押す。声も割れました。
前日に先生に注意された何ヵ所かのうち出来たのは一ヵ所。
「きっと、あかん。先生に申し訳ないことをした…」


順番が進んでいって〇西さんも〇太さんも立派な歌を歌われていました。
会場にのびのびと響く立派な歌。私は圧倒されていました。


結果は合格。でしたが、したというより、させていただいたと感じています。

でも今からがスタート。決して遅くない。
精進することを後輩に伝えるのが私の立ち位置。
才能がなくても努力すれば開ける未来はある。
そう信じて、後に続く人に何かを伝えられたら…
帰阪して10日以上、やっと落ち着いてこれを書くことができました。

応援してくださった多くの仲間と家族に感謝して。
[PR]
by murikupana | 2010-11-24 17:05 | お稽古



ふとしたきっかけで八重山の唄に出会い 遥かに続く歌三線の道に精進するというか悪戦苦闘する大阪のおばちゃんの記録
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
検索
リンク
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧