むりく花ぬ 咲かりょうり

ゆんたしょーらの旅 那覇市民会館 12/6

目覚めすっきり!年取ったのか、それとも昨夜は深酒でなかったからか…。

いつも思うのだけど、アルテの9階EVホールから見る風景が好き。
私は旅人だけど、目の前には朝早くから働いている人たちの気配がある。
何気に国道をブンブン走っている車だって、
赤田側の道をとぼとぼ歩いているおじさんにだって暮らしがある。
いつか住もうと思って10年近くが過ぎた。
いつか…ね。

さて、衣装などの荷物をわんさか抱えてゆいレールへ。
そういえば昨日首里へ降りたらタクシーの運転手さんが
「どこへお嬢さん」
「あぁ、いいの。宿はアルテだから」
「あのロケットビル?三線抱えているけど稽古?」
「ううん、本番。先生のコンサートなん」
「ん?コンサート?大工さん?ゆんたしょーら?」
びっくりしたけど先生は有名人なんだって改めて思った。

那覇マラソンの当日だからどこかでランナーを見るかと思ったけれど、
コースが南部のほうだからいなくて当然か。
安里駅からタクシーに乗り、会館へ。
楽屋に入れば、仲間はもうほぼ揃っている。

さて時間もないし、着替えて、「くいぬぱな」も稽古したいし。
OさんMさんを誘って前の公園で稽古をするが…。
なかなかテンポも決まらず、相変わらず何箇所か手が飛ぶ。
おいおい、こんなんでいいのか…、私。

そうこうしている内に本日入りの福岡のMさん、大阪のBさんも到着。
Bさんの目新しい正座椅子で盛り上がる。コロンとして嵩高いけれど、楽だ。


お弁当到着。
今までと違ってごく普通の大和っぽい感じのお弁当。
しょうが焼きか、エビフライかどちらか。
ちなみに夕食はおにぎりだった。
今までと比べて沖縄らしさはなくなったけれど、これで十分。
今までも完食は無理だし、「どうしよう、残すのもったいないなぁ」と思っていた。

リハの時間も迫り、ここからはずっと舞台に上がりっぱなしなのでさっさと着替える。
コンクールと違って何回もバサーを着たことのある人たちばかりだから
私が手出しすることはほとんど無い。
時々衿合わせや衣文が抜けすぎている人をチェック。
今回の収穫。男性の袴の着付けを学べたこと。
前での紐の結び方がややこしいが、基本がわかったので、今後は何とかなるだろう。
Kさん、講師役とモデル、ありがとうね。

ここでMAGIさん登場。
「八重山民謡は難しくてわからないんよね」と言いながら、
コンクールや芸能祭、ゆんたしょーらと何回来てくれたか。
大切な沖縄の友人の一人。



「ブー」

開幕のベルを正座して聞く。いよいよ幕開斉唱「赤馬~しゅうら、鷲ぬ鳥、めでたい節」
山里恵子舞踊研究所の方たちの踊る足元を見て歌う。
そうそう、テンポが速くならないように。
鷲ぬ鳥からは首里、若狭の公民館たちの方ともご一緒に。
ん~ん、めでたい節はちょっと走ってしまった。ま、踊りが無いからいいけれど。
足がしびれることも無く(昨日のリハでは攣ってしまって本番どうなることかと思ったけれど)
北海道のYさんが、「自分の服を丸めて正座椅子にしたらいいよ~」と教えていただいて
そのとおりに実行したらこれが大正解。やはり風呂敷って役に立つ(笑)

ここからは二部のゆんたまで出番が無いので二階客席でゆっくり先生の歌を聞く。
先生、いい調子。苗子さんも素晴らしい。
この日に照準を合わせてこられたって良くわかる。
どの先生のお弟子さんも皆そうだろうけれど、「あぁ、弟子でよかった」と。

歌の合間に、唯一苗子さんをいじれる(だろう)直彦さんにからかわれて、
苗子さん、可愛い!舞台で告白する?(笑)
ほのぼのとしてなんだかいいなぁ。


二部のゆんたは座る位置が先生の真後ろ。
ここなら三線の手も見えないって思ったけれど、甘かった。
下手な三線の音が先生の耳に入る。
私は場所決めのじゃんけんに強いんだか、弱いんだか。
気を取り直して、今まで稽古したすべてぶつけてあっという間に終了。
気持ち良く歌えた。きっと良い顔をしていたと思う。
ゆんたに興味を持ち、大阪でやりたいっていって、途中挫折したけれど
後輩が引き継いでくれて、先のお稽古で先生に「大阪はゆんたが良いね」って。
これからももっと勉強ってパワーをいただけた。それが何より嬉しい。

反省するなら、やはり私は早調子が下手だ。
リズムは狂う、手が飛ぶ、あせって違う音を出す。
その時々のスピードに合わせると昨日まで出来ていたことがとたんに出来なくなる。
年齢のせいだけにはしたくないので、さ、大阪に帰ってからも稽古、稽古。
くいぬぱなを手に入れるまで。


先生の後で聞くとぅばらーま。そして生活の柄。
ここまでの10年間を一気に思い出し、ウルウルしてしまった。
隣のOさんは「姉さん、いつものこと」と思っていたに違いない。
全国のお弟子~ズと一緒に立てたこの舞台、きっとずっと忘れられないだろう。
先生に、S代表に、各地の仲間に、そして快く送り出してくれた家族に、仕事仲間に感謝。
明日からもずっと続く歌の道。それがあるから頑張れる。


わざわざこの日のために大阪から実に来てくれたNさんと
会場のお見送りで会う。
「良かったよ~。一部はまったくわからんかったけれど、二部は楽しめたし。
また大阪でね」
わざわざ来てくださって、本当にありがとうございました。

そして盛長先生のお弟子さんTさんとも、まり兄さんとも、ちかちゃんとも会える。
そういえば大ヶ島さんからのお花もあった。
写真を撮っていたのはkuwaさんだし、三線仲間っていいな。
何年会っていなくてもつい昨日さよならって言ったように打ち解ける。
嬉しい瞬間がいっぱいあって、だからやめられないのかな。

後片付けをさっさと済ませて
会場をレインボーホテルに移して打ち上げに突入。
各地の余興のパワーに圧倒されながら夜は更けてゆく。
私は二次会で今までの疲れが出たのか舟をこぎ、ここでお先に失礼。
さて、皆は何時まで・・・?
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by murikupana | 2009-12-10 21:53 | お稽古
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ふとしたきっかけで八重山の唄に出会い 遥かに続く歌三線の道に精進するというか悪戦苦闘する大阪のおばちゃんの記録
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