コンクールの10日前。
今日の稽古も満員御礼。
きっと不安なんだろうね。
十分稽古したはずなのに、
自分に何か足りないものを求めて今日も参加する。
私もそうだったなぁ。
ストレスに弱い喉を持っているんで100%の状態の受験なんてなかった。
(新人賞の時は怖いもの知らずだった。先生のブログにもあるが
上級になればなるほど、自分のレベルが良くわかってひと前で歌うことが怖かった)
ひたすら稽古して喉を潰して、慌てていた。
唄える時間はすべて歌う。何度でも。明日出発という前の日も歌っていた。
アドバイスできることと言えば、費やした時間は決して無駄にならないということ。
この年代になって、こんなに夢中になって集中できることってそうないはず。
それを見つけた人は強い。
あなたたちがそうなんだよって。
だからきっと大丈夫。稽古量があなた達を支えてくれる。
あと少し、もう今日からは調整時期。
唄いすぎて喉を潰したり、
飲みすぎて風邪をひいたり、
仕事しすぎて、疲労をためたりしないで…ね。
再来週の日曜日、美味しいお酒を思いっきり飲みましょうね。
そして、ありがとう。
今日の後輩たちに真摯な先輩の姿を見せてくれて。
先輩の背中を見て、後輩は育つからね。
あの三人はきっと何かを感じてくれたはず。
それが嬉しくて。